今回は、国内ETFを買うならこれだ 9選というテーマで記事にします。
これまでの記事で投資信託を選ぶ基準や国内ETFで最も重要なことを記事にまとめてきました。
以前の記事を参考に、投資信託よりも優れ、また投資信託にはないアセットクラスの銘柄に絞っておすすめのETFを決めました。
頭は使わず、さらっと読める記事ですので、軽い気持ちで眺めてください。
早速ですが、私が買ってもいいと思うETFを挙げます。
- 国内ETFおすすめ9選
- 1306:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
- 1343:NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
- 2512:NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信
- 1482:iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
- 1496:iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)
- 1497:iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)
- 2621:iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)
- 1541:純プラチナ上場信託(現物国内保管型)
- 1542:純銀上場信託(現物国内保管型)
- まとめ
国内ETFおすすめ9選
1306:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
1343:NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
2512:NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信
1482:iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
1496:iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)
1497:iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)
2621:iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)
1541:純プラチナ上場信託(現物国内保管型)
1542:純銀上場信託(現物国内保管型)
どうでしょうか。個人的には正統派な組み合わせだと思うのですが、
証券会社で売買代金上位銘柄を検索すると大抵レバレッジやらインバースといったETFばかりです。
このことからわかるように、国内ETFでの長期投資はまだ浸透していないことがわかりますね。
さて、それぞれ私の選んだ銘柄の詳細を見ていきましょう。
1306:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
- 対象インデックス:TOPIX(東証株価指数)
- 純資産総額:14.8兆円
- 信託報酬(税抜き):0.088%
- マーケットメイク制度:◎
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:1930
出来高:2,676,610株
売買単位:10株
最低購入金額:19500円程度
- 同一インデックスの投資信託
ニッセイ TOPIXインデックスファンド
純資産総額:351億円
信託報酬(税抜き):0.14%
純資産総額も信託報酬もETFの方が優れていますが、最低購入金額が数万必要ですので、少額で投資したい方は投資信託の方が良いですね。
私は現在1306のETFを保有しています。
1343:NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
- 対象インデックス:東証REIT指数
- 純資産総額:3697億円
- 信託報酬(税抜き):0.155%
- マーケットメイク制度:◎
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:1909
出来高:352,220株
売買単位:10株
最低購入金額:19500円程度
- 同一インデックスの投資信託
eMAXIS Slim 国内リートインデックス
純資産総額:45億円
信託報酬(税抜き):0.17%
こちらもTOPIX同様、純資産総額も信託報酬もETFの方が優れていますが、最低購入金額が2万円程度必要です。
REITの長期積立は個人的に好みではないので中期的なトレードでのみ扱っています。
ただキャピタルゲインは得られませんが、インカムゲインとしてソーシャルレンディングで不動産に長期的な投資を行っております。
2512:NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信
- 対象インデックス:FTSE世界国債インデックス 除く日本
- 純資産総額:137億円
- 信託報酬(税抜き):0.12%
- マーケットメイク制度:◎
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:1053
出来高:4,130株
売買単位:10株
最低購入金額:11000円程度
- 同一インデックスの投資信託
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
純資産総額:166億円
信託報酬(税抜き):0.14%
純資産総額はわずかに投資信託が勝り、信託報酬についてはやはりETFが優れています。最低購入金額は1万円程度必要になります。
1482:iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
- 対象インデックス:FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(円ヘッジ円ベース)
- 純資産総額:249億円
- 信託報酬(税抜き):0.14%
- マーケットメイク制度:◎
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:2425
出来高:498,777株
売買単位:1株
最低購入金額:2500円程度
- 同一インデックスの投資信託なし
投資信託にはないアセットクラスで最低購入金額も2500円から始められます。
また債券を買うなら、個人的に米国債券を推しています!
(まだ未定ですが、そのうち債券の記事を書くつもりです。)
私は現在1482を保有しています。
1496:iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)
- 対象インデックス:Markit iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格指数(TTM円ヘッジ付き)
- 純資産総額:220億円
- 信託報酬(税抜き):0.28%
- マーケットメイク制度:◎
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:2630
出来高:5,317株
売買単位:1株
最低購入金額:3000円程度
- 同一インデックスの投資信託なし
こちらも投資信託にはないアセットクラスで最低購入金額も3000円から始められます。
こちらの銘柄も保有中です。
1497:iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)
- 対象インデックス:Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド指数(TTM円ヘッジ付き)
- 純資産総額:97億円
- 信託報酬(税抜き):0.58%
- マーケットメイク制度:◎
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:2357
出来高:2,181株
売買単位:1株
最低購入金額:2500円程度
- 同一インデックスの投資信託なし
こちらも投資信託にはなく、最低購入金額も2500円から始められます。
こちらの銘柄も保有中です。
2621:iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)
- 対象インデックス:FTSE米国債20年超セレクト・インデックス(円ヘッジ円ベース)
- 純資産総額:19億円
- 信託報酬(税抜き):0.14%
- マーケットメイク制度:◎
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券
1月8日時点
株価:2336
出来高:1,595株
売買単位:1株
最低購入金額:2500円程度
- 同一インデックスの投資信託なし
2020年10月15日に上場したばかりなので、流動性の観点からまだまだ様子を見た方がいい銘柄ですが、投資信託では米国債のみに投資ができないので、選ばせていただきました。
また管理会社が個人的に好きなブラック・ロック社なので贔屓にしているかもしれませんが。
1541:純プラチナ上場信託(現物国内保管型)
- 対象指標:東京工業品取引所(TOCOM)の先物価格をベースに算出したプラチナ地金1グラムの現在価値(理論価格)
- 純資産総額:168億円
- 信託報酬(税抜き):0.5%
- マーケットメイク制度:×
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:3465
出来高:106,857株
売買単位:1株
最低購入金額:3500円程度
- 同一インデックスの投資信託なし
金の投資信託はあるのですが、プラチナの投資信託はありません。
同じ貴金属ではありますが、必ずしも連動しているわけではなく、分散投資になります。
最低購入金額も3500円からできるので、検討する価値はあると思います。
ちなみに私も、このプラチナETFの取引もたまに行っています。
1542:純銀上場信託(現物国内保管型)
- 対象指標:東京工業品取引所(TOCOM)の先物価格をベースに算出した銀地金100グラムの現在価値(理論価格)
- 純資産総額:90億円
- 信託報酬(税抜き):0.5%
- マーケットメイク制度:×
- 売買手数料無料:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券
1月8日時点
株価:8730
出来高:36,377株
売買単位:1株
最低購入金額:9000円程度
- 同一インデックスの投資信託なし
銀もまた金との相関率が常に高くなく、分散になります。
最低購入金額はプラチナに比べると資金が必要ですが、検討する価値はありです。
ちなみに私は米国ETFのSLV:iシェアーズ シルバー・トラストに投資しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
参考にしていただけたら嬉しいです。
ちなみにS&P500と金に関しては、投資信託で良い銘柄がありますので、ETFでは外させていただきました。
金はコモディティの中でも中心的存在なので、私は手間のかからない投資信託でSMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)という銘柄に毎月積立をしています。信託報酬が0.25%です。
1540:純金上場信託ETFの信託報酬は0.4%となりますので投資信託よりコストが高いです。
これは同じ金ではありますが、対象指標が異なるので投資信託の方がコストが安くなっています。
売買手数料無料のETFを取り扱う証券会社で長期的な資産形成を行えば、信託報酬は投資信託より安いので、運用パフォーマンスも向上すると考えられます。
また今後、売買手数料無料のETFが増え、国内ETF市場が盛り上がれば、ファンドの規模も大きくなり、新たなETFも上場し、分散の幅が広がるのではないかと期待をしています。
またETFの新たな情報が入れば、記事に書いていきますので、よろしくお願いします。